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捨てる刺激を受けた本。その19:あえて選んだせまい家 [捨てる]

久々によかった本に出会った。
付箋いっぱいつけた。

写真も多いので視覚的にも刺激になります。


単なるミニマリストではなく
みなさんものを適度に持たれています。
だからちょっとハードルが低めに感じる。


あえて選んだせまい家

加藤 郷子


取材して何人かのせまい家を選んだお宅を
紹介している。
構成もよく、読みやすくて良い。


とにかくどの方もすごい。


特に太字の方のおうちが私に刺激になりました。



・柳本あかねさん  30平米 2人暮らし

クイーンベッドと大きなローテーブル。
大きな家具を置いて快適に暮らしていて
とてもいいなと思った。

いらないものというより使わないもの全て手放すという
ところが刺激になる。



・能登谷英里さん 52平米 3人暮らし

床は無垢材のヘリンボーン貼り
空間の空気感が上質に変わるというのが納得。


この本の違う方(鈴木さん)も
床材を無垢の唐松にしていた。
セブンチェアの良さをこの空間において
初めてデザインの素晴らしさが生きると感じた
とのこと。


材質って大事ですよね。
豪邸紹介でたまに見るヨーロピアンスタイル。


ベルサイユ宮殿みたいなそれっぽい家具を
たとえ高級マンションにおいても
壁材、絨毯、天井高などで、家具だけ浮いた感じになりますよね。
なんか変といつも思ってましたが、
この本でこういうことかと妙に納得した。



・マキさん 53平米 4人暮らし

月1回どこか見直し。
中に入っているものを全て出すのがポイント。


・飯島寛 尚子さん 35平米 2人暮らし


どれを捨てるかではなくどれを持っていくかの視点で
もの選びをすると自然とものは淘汰されるそう。


生活は表層のものだけぐるぐる使っている。
かなりものを厳選していてもそう。


ほんとその通り!わかっちゃいるけど捨てられない。


個人で持たなくても、公共の施設などを利用。
狭くても大丈夫。


ニコ設計室に依頼。翌年住宅建築賞を取った家になった。


ピンクパープルの壁、茶色の壁、天井は緑と
白い壁がほぼなくて色のおかげで立体感が生まれるそう。

コンロは奮発してヴァイキング。


・加藤郷子さん

場所があるということは
物の処分を後回しにしてしまうということ。


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かなり捨てた後なので、

捨てることができないものばかり残っているので、
(使っているからとか必要なだけでなく、
なんとなく捨てられないものも多く含む)


この本を読んだからといってたくさんは捨てられないのだけど、
少し色々出して収納しなおしたり捨てたりしています。



読んでいただきありがとうございました★



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