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フィンランド人が教えるほんとうのシンプル 感想 [本]

「フィンランド人が教えるほんとうのシンプル」
モニカ・ルーッコネン

という本を読みました。


フィンランド人が教えるほんとうのシンプル.JPG



装丁もおしゃれで、
中の写真もセンスよくて素敵でホッと一息できる。


こんなにお写真の入れ方がいいな〜って思ったことって
あったかしら?


読んでいるとゆったりした気持ちになる。
押し付けがましくなくなんか好き。


特に最近時間に追われていたので
自分を見つめ直し、軌道修正する意識の刺激になりました。


著者は日本でも仕事の関係で暮らしていたようで
日本のこともよく分かっていらっしゃいます。


フィンランドって
チャーリーの入浴剤フィンランドバス
フィギュアスケートのキーラコルピ
(美加点とかあったね〜でも仕方ないなと思わせた不思議)
くらいしか
イメージがなかったのだけど、


いいな〜住みたいな〜って思った。
まずは環境(自然、仕事、素敵な図書館など)。


フィンランドでは卒業して独り立ちするときに
食器はどのシリーズでそろえたいの?と親に聞かれるとか。
親戚や友人がプレゼントしてくれるときに少しずつ
買い足して行ってくれるんですって。
そういうのもいいな〜。


アラビア(Arabia) のパラティッシパープルの食器が
写真にたくさん写っていました。イメージ図?
わたしも、この食器で揃えようかどうしようか
悩んで購入数年悩んでいます。


毎年1ヶ月のバケーションをサマーコテージで過ごすのが
一般的なの?いいな〜
いい加減日本の企業もそういう風にメリハリつけて欲しいよな。


なにもしないことが必要で
冬から次の夏までの仕事をしっかりこなす力を養うって。
ほんとそうだと思う。


都会に住んでいると緑に触れることもなくて、
街はマンションばかりで
人混みが多くて、リラックスが難しい。


それからフィンランドでは断熱材がしっかり使われていて
冬もTシャツ1枚で室内で過ごせるって。
この方がエコだよね〜
防音にもなるし、日本でも建築基準変えて欲しい。


家探しでいつも防音とか気になるから。
新築より古いマンションの方が音しないこともあったし。


ほとんどの会社では食堂があったり、
なかったら食券を近くのレストランから買って
全額支給されるとか書いてあった。


学校も幼稚園も昼食やおやつが無料提供で
お弁当作らなくていいとか。


会社は8時〜4時働いて、
昼食以外にコーヒーブレイク9時、14時。
コーヒーブレイクで会社の人とたくさん
話すからほとんど会社以外で飲み会とかで会うことはないって。


どの会社の人も上下関係がほとんどなく
アットホームなのがフィンランドとか。
ほんとかよーと突っ込みたくなる羨ましさ。



あとはベトナム人の僧侶
ティクナットハンという方を取り上げていて
よかったです。


「人生と仕事で多くのプロジェクトを抱えないこと」

そうか、と。


あと瞑想もただ座って何も考えるなとはアドバイスせず、
ものを何かするときに集中するということが
瞑想みたいなところも。


ティクナットハン本も出されている。

モニカ・ルーッコネンも「ふだん着のフィンランド」
という本も出されているので
あわせて今度読んでみたい。


読んでいただきありがとうございました★



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