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「着かた、生きかた 」地曳いく子 の感想 [本]

地曳いく子 さんの新しい本「着かた、生きかた」
を読んだ。


地曳いく子 さん、下記の本でよかったから。

捨てる刺激を受けた本。その13:服を買うなら、捨てなさい
http://lemon-grey.blog.so-net.ne.jp/2016-03-18



IMG_2297.JPG



今回もなんかよかった。
すっごいおすすめとかそういうのじゃないけれど。



おしゃれにそこまで敏感ではないけれど
おしゃれに手を抜く、ダサくても構わないとか
そういうレベルまで割り切れてもいないので
ファッションの本も興味がある。



地曳いく子さんの本て、
あぁ、おしゃれも頑張らなくていいんだとほっとするのです。
ほっとするという言葉が私の感想。


「服を買うなら、捨てなさい」を読んで同じくらいの刺激を
求めていたならちょっと期待はずれを感じるかもです。


こういうスタイリストさんの本て、
普通の人をあまり意識していないのかな
というようなものが多く、参考にならなかったりする。


一般人にできるおしゃれや着こなしを提案してくれているものでも
結構ハードルが高かったり。

そういう本を読んでしんどくなることもあった。


美魔女じゃないけど普通の人でも
おしゃれ〜な人多いじゃないですか。


ドミニックローホーさんの本に載っていた
母世代向けのファッション写真の本
「OVER60 Street Snap」なんていう本まで出ているし。
大変人気なそうです。

ちなみに
「OVER60 Street Snap」図書館で借りてみたけど、
なんかイメージと違った・・・・



日本のスナップは
お金をかけたマダムすぎたもの、
若作りになりがちだったり、
ダボっとしすぎだったり、
奇抜になりすぎたりといったのが多い気がする。
それぞれ個性があるようであまり個性がない印象。


NYマダムのスナップの「Advanced Style」も今度見てみようっと。



海外に詳しいバイヤーさんが探してきてくれた
海外のおばあちゃまのスナップを見たことがあったのだけど
いろんなタイプのおしゃれなマダムたちのお写真ばかり。
ホント素敵なの〜色使いがなんか違う。



本来着物文化で
日本の方が色を認識する美意識
(例えば赤でも朱色、紅色、真紅、緋色など)
は優れているんじゃないかと思うのだけど、

洋服ではその能力が使いこなせていませんよね。



洗練されているものから、
周りは田舎の田園風景の中で際立つビビッドな服を
可愛らしく着こなしているもの
(黒柳徹子さんみたいなかわいさ)
など多種多様で。


自分というものをちゃんと知らないと、
ここまでのおしゃれはできないんだよな〜。


ちょっと話がだいぶそれてしまいましたが、
地曳いく子さんの本は自分が心地よいおしゃれを
追求していけばいいんだなと肩の力が抜ける感じなんです。
今まできっと、
一人勝手にプレッシャ〜かけちゃってたのかも。


地曳いく子さんの提案では
髪と靴に力を入れていればとりあえず素敵に見えるそう。


髪型が今っぽいとベースックな服でも垢抜けて見える。
カジュアルなラフな格好でも髪型さえちゃんとしていれば
やつれた感じには見えない。

靴さえ決まっていればまぁまぁな服でも良く見える。
(素敵な服でも靴がイマイチだと全てが残念に)


確かにね。



「コンフォートゾーン」(自分の心地よい状態)という言葉も、
ファッションではあまり使われないと思うんだよね。


考え方が海外寄りな印象。
ここなんかうまく通じるかしら?



読んでいただきありがとうございました★



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