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彩雲国秘抄 骸骨を乞う 下巻 書き下ろし「冬の華」感想 [小説 マンガ]

彩雲国秘抄 骸骨を乞う 下巻 書き下ろし「冬の華」
読みました。



書き下ろし「冬の華」が載っているという情報を耳にして、
調べてみたら、
彩雲国秘抄 骸骨を乞う(下)角川文庫版のみの収録
角川ビーンズ文庫版には収録されていません。
買うときは注意してね。


なんかひどい商法です。
ここの出版社は全サもひどかったからまたかって感じだ。


彩雲国秘抄 骸骨を乞う の単行本以来なので
話は結構忘れている。


話が長い&最後の方は惰性で読んでいたので
読み直したり考察する気力はない。


今回も書き下ろし以外下巻のみパラパラ見ただけ。


でも泣きました〜 (ふだんあまり涙腺は弱くないほうです)


以下感想です。たいした感想ではないですが・・・
話は劉輝と娘重華のお話がメイン。


ネタバレも多少ありますので
気になる方はここでおやめ下さいね。




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劉輝と秀麗の娘重華は
幼い頃から霄太師(霄瑤璇)が鴉に見えたり
老人に見えたりしています。


他の人には見えない様子。
霄太師 秀麗が死ぬまではいましたが(薔薇姫関係で?)
その後は全ての人から記憶を消去してます。


全然覚えてないのですが、霄太師、悠舜の魂運んだの?

あと、重華は美少女で二胡が下手くそなんだって。


劉輝が病気になり亡くなる前に
娘と国中を周ろうとしてしています。
お供は静蘭、楸瑛、楸瑛の息子 長男 子若(しじゃく)


子若は楸瑛と同じ焚き物を香らせており、
劉輝に側仕えにしてほしいと何度も頼んでいます。
なんだかな〜劉輝アゲアゲですね。
ちょっと違和感。


楸瑛は無事珠翠と結婚して3人の息子に恵まれている様子。
わかってたけど不憫でいて欲しかったな。
珠翠も 邵可様一途でいて欲しかった。
不憫好きなので。
結婚しても邵可様の屋敷のお掃除には通っていた模様。


縹家の血も入っているので子若は色々見えるのかな?


旅している描写が描かれていますが、
びっくりなのが、
旅する前に劉輝が倒れ魂魄のみで旅に参加してたこと。


そして、静蘭、楸瑛も魂魄参加。
この時点ですでに亡くなっていました。
しょぼ〜ん・・・・・
ついでに邵可様もすでにお亡くなりに。


あの世で悠舜に静蘭、随分早く来たので
「不治の病ですか?」と嫌味言われてます。
下巻を復習してみたところ、
悠舜も秀麗と結婚する前に亡くなってましたね。
そうだったか〜なんか忘れてた。


絳攸だけが生き残っています。
劉輝は絳攸のために王座に残っていてあげている感じですが、
今は劉輝じゃないとというほどいい王様になっていますね。


リオウ君は王の補佐や代理をしていますが、
もう40ですか・・・


重華の縁談相手に絳攸の次男 楸瑛の息子三兄弟
などが出てきてます。

清雅や絳攸が結婚てイメージできない。

「陸清雅の息子は出来すぎててかわいげがない」と絳攸談。


劉輝が魂の国内旅行から帰ってきて目を覚まし、
朝儀に出ますが、倒れます。
その際に静蘭、楸瑛が迎えに来てる姿(20代の姿)を
絳攸や仙洞官何人かは目にする。


重華や子若様も、見える様子で
子若様、静蘭、楸瑛に帰って〜みたいなことを
言ってます。


重華 静蘭おじさま、楸瑛おじさまと言ってるのね。
重華は邵可と静蘭、楸瑛葬儀の時3回劉輝のために一日中
二胡を弾いたとか。


静蘭、楸瑛のお迎えを一時時間を猶予を与えに
霄太師登場。


霄太師倒れた劉輝を干将で叩き起こし、
伝説の状元になっています。
霄太師いつの間に試験受けてたの?
そして登城しないことでも有名だとか。龍蓮みたいです。
(このとき絳攸の息子は同期受験で状元逃している)


重華も状元受かってます。女王様になるのかな?
恋のお相手は霄太師がいいな〜子若様ではなく。


で、どこで泣いたかというと、

静蘭、楸瑛が劉輝を迎えに来て、
絳攸がまだ連れて行かないでくれと頼むあたりかな。


なんかボロボロ涙が止まらなかったです。
わたしおかしいのか??疲れてるのか?


静蘭、楸瑛死んじゃって
取り残された絳攸がかわいそうというか。
秀麗死んじゃって疲れている劉輝とか、
それでも絳攸もいるし頑張ってるとことか?
なんかよくわからないが、自分でもびっくりなほど
涙が出てきたよ。


静蘭、将軍にまでなったんだね。
きっと独身だろうね。
血族争いになったらまずいから。
それにしても扱いが最後まで悪い。


燕青でてこなかったけど、いいとこ持って行ったのでまぁいいか。


黎深がここにきて最後まででてこなかったのがな〜残念。

結局秀麗とのご対面はどうなったのかとか描かれなかったですよね〜
描かないほうがいいとは思うけどさ〜
重華も可愛がっていただろうにそういうエピソードもなし。
最後は無能扱いに近かったのが今でも不満。


書き下ろしを読んで、なくてもよかったかな。
どうかな〜。泣いててなんですが。


つーか、茶州あたりで終わってたほうがよかったような。
と改めて思う。
軽いラブコメが、重〜いおっさんばかりの話になってしまったからなー


秀麗も正直延命してもらってて死にそうな割に長生き
してますよね。
(どうやって命をつないだかは忘れてしまってますが)


で、好きな官吏続けて、
最後の1年くらい官吏はやめてから劉輝の嫁になって、
よかったよかったとは思わなかった。
途中までは劉秀派だったのにも関わらず。

 
彩雲国物語は好きな物語だったから
書き下ろしが出るとなると読みたくはなるけど
どうしてこういう展開になったのだろうと改めて思う。
伏線回収しきれなかったのがね。


読んでいただきありがとうございました★



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