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年収90万円で東京ハッピーライフ 大原 扁理 感想 [本]

年収90万円で東京ハッピーライフ
大原 扁理

という本を読んでみた。


年収90万円で東京ハッピーライフ .JPG


ちょっとなんで読んでみようと思ったのか、
どこでこの本の存在を知ったのかは
かなり前に図書館に予約してたので忘れた。


今時なキャッチーな本の題名なので
中身はどうかなとおもっていたけれど、
作者は実直でほのぼのとマイペースで。
ほっとする。


(低収入でもハッピーに生きてるぞ!みたいな本は
なんか読むとしんどくなって、
節約したり無理やり幸せを感じようと
してるイメージだったのです。)



この方の中に流れる世界観好きですね。
共感できる。ちょっとそれはどうなの?という
考えは一つもなかった。私も変わり者だから。


著者が世界を旅してまわったことも、
こういう考えやライフスタイルに至ったのに影響がある気がしました。
日本閉塞感あるからね。



まずは、スコーン!
手作りすごい〜。簡単作ってみたい!ってなった。
あとりんごジャムまで作っているのがすごい。
(レシピも載ってます)


朝ごはんはリンゴジュースとトーストとか。
そういう日常のちょっとしたことも
読んでて面白い。


発行数が多いお金の中から自分のところへやってきた
お金が可愛く感じたというところも
そうか〜そういう感じ方になるか〜と。
そういう感じ方っていいなって思う。



心がざわついてきたときの
自分の中のズレを修正するのは
ぼう〜とするのが一番というのもやっぱりそうなのねと
参考になった。
何もしない何も考えない。


いい天気だからもったいない。
散歩しようとかせっかくだからなにかしようと
なっているときに心がざわつくことが多いようだ。

これ、すごく心当たりあります。


世間にはまだあまり理解してもらえないだろうけど
週2日だけ働いてという著者のスタイル、いいと思います。


というか、自分に嘘をつかなくなったら
こういう風にしかできなくなってくるのかと思う。


先を考えないのも。
考えても解決しないですよね〜


老後のために生きるのもおかしい。
多分ここの感覚が微妙に人に通じないことが
あるんじゃないだろうか。



仕事大好きいっぱいお金稼ぐという生き方もありだと思うし、
ひっそりと無理なく常識にとらわれず生きるのもありだと思う。
どちらが今の自分に合うかの問題。


いろんな生き方があっていいというのが広まれば
生きづらい人も少なくなるだろうし、いいのにな。


常識や世間体にがんじがらめになっていたら、
こういう生き方もあるんだよと、
この本を読んで気持ちが軽くなる人もいるかと思う。

アウトローな人にオススメ。


読んでいただきありがとうございました★



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