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J.D.ロブ「イヴ&ローク」20〜23巻+番外編 感想 [小説 マンガ]

20巻以上読んでいると、
家事ドロイドやシールイットとかいろんな用語が
自分の中で馴染んできて、近未来に違和感を感じなくなりつつあります。


オートシェフが便利よね。
クルーラー(ドーナツ)や
ピザとか食べたい時にすぐ食べれていいな〜


年末年始に一気読みしてペースが上がったけど
他にも読む本があるので
また月1冊ペースに戻ってしまいました。


安定の面白さです!


いつもながらあらすじにもなってないよくわからない感想ですが、
多少ネタバレあるので気になる方はここでおやめ下さいね。





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20巻目 赤いリボンの殺意


ロークの「僕のおまわりさん」
って言い方が好きだな〜


そして、一部セレブ達にロークのおまわりさんと定着してるの??

今もイブの灰色のボタンを御守り代わり?に持っているロークも
好きだ。
(はじめてイヴを目に留めた時に着ていた
仕立ての悪いスーツから取れて落ちたボタン。)


悪夢に叫ぶイヴの声に駆けつけるサマーセットも
なかなか。
どんなことをしても鎮静剤を飲ませてくださいと
ロークに頼むところもね。

イヴの車がピーボディーのお色気?賄賂?で
いいのに変わってます。

チャールズの「シュガー警部補」呼びも久々だね。


ピーボディーにイヴ過去のこと話しましたね。
部下じゃなくパートナーになったのも大きいかと。
仕事に影響が出たら止めてもらえるしね。


わたしはピーボディに薄々気づかれていても
告白するのはまだ早いかなぁなどと読んでいて感じた。


信頼しているから話せるとか
そういうレベルを超えている内容だと思うし。


イヴの過去は悲惨なのでいくら親しくても
知る人は少なくていいと思ってます。


ロークと出会うまで忘れていた過去だったんだよな〜と
今更気がつく。


あとがきより
ノーラロバーツは
夫とともに小さなホテル「インブーンズボロ innboonsboro」
を経営しているんですね。
メリーランド州(そんな週初めて聞いた)


各部屋にテーマがあり、
それぞれシャンプーなどの香りが違っているとか。


ノーラが住んでいるキーディーズヴィルという
石鹸会社が手がけているんですって、
小さな町で町おこしに貢献しているのね。



21巻目幼子は悲しみの波間に


正直悪いけど生き残った幼子ニクシーにイラっときてました。

サマーセットにもなついていたし、
このままローク家に引き取られたらどうしようかと。

イヴもロークも過去を思い出し対処に困って。


ローク「やっぱり君との子供達が欲しいよ、いつか」と。
子供のことに言及したの初めてですね。


カベルネ(ワインの銘柄?)とか言葉初めて聞いた。
作家さんてほんと色々なこと知っているなぁ。


ウェブスター再び登場。
ロークも気に入っている様子。

イヴの相手ってウェブスターくらいしか過去いなさそうだもんね。
ロークにヤキモチを焼かせる相手いないよな。



22巻目この邪悪な街にも夜明けが


ロークが1週間以上も出張で家を空けます。

ロークが寝たことある人がチラッと出てきました。
どんだけいるんだろう。。。


手袋は1双 2双と数えるのね。


新しいブロンドの睫毛バサバサのアマリリスという捜査官
がやってきてモリスといちゃついています。

ピーボディがアマリリスに妬いているの?と
ツッコミを。

モリスと仲のいい人って少なくてイヴと
いい関係と。


バクスターといい、モリスもイケメン設定なんですよね。
モリスっておじさんのイメージなのですが・・・


モルグって死体安置所のことですが、
プリズンブレイクシーズン3見ていたら出てきて、
これ近未来の言葉じゃなかったんだと気がつく(恥)


ローク家のイヴのホームオフィスって
前にイヴが住んでいたフラットを再現してたんだっけ。
忘れてた。


ロークのお土産で黒の長い革のマニッシュなコート、
イヴも気に入っています。
そしてピーボディーやナディーンに香りを嗅ぎたい、触りたいと
羨ましがられています。
この時代革製品も貴重なんでしょうね。

事件のことでマイラと喧嘩しちゃってます。
めずらしいね。


ロークの親戚たちが感謝祭に招いています。
人や子供がいっぱい・・・



サマーセットはロークも知らない裏の情報源を
持っているみたい。
今後役に立ちそう。

イヴが「ロークが頭の中も身も心も知っていてくれるという
安心感」と表現しているのがいいなと思った。


今回のアイコーヴのクローン事件は
なんとも言えない切ない感じ。


クローンの子 ダイアナが賢くて・・・いい子
ロークとイヴ逃がしてあげてましたね。
今後どこかでつながりはでてくるのかな。


地方検事レオも主要メンバーになりそうですね。


23巻目 過去からの来訪者

時期は2年目のクリスマス。


イヴの里親(女)が登場。
イヴとロークに過去をぶちまけるぞと
ゆすってたかりにきます。
その里親が殺されてしまうというお話。


里親の息子ボビーは過去のイヴにとって僅かな救いでよかった。
ボビー嫁が犯人でした。
(ボビー嫁もこの里親にひどい扱いを受け
たまたま事件で顔を変えて、
計画的に復讐だけど成り行きで・・)


今回ロークはイヴに若い頃の昔の写真が欲しいと
お願いします。


イヴもクリスマスのプレゼントとしてちゃんと用意。
懐中時計もあげてます。
髪長かったんだね。


マイラにはティーポット
マイラ夫には緑と黒のチェックのマフラーを。


ピーボディマグナブには
マグナブ故郷スコットランドへ行くために
プライベートジェットと送り迎えのプレゼント。

ピーボディはイヴに手編みのセーターを。

ロークからイヴにはたくさん。

カシミヤの部屋着
18巻め あの頃を思い出して 第2部で出てきた
ダイヤモンドもイヤリングに加工して。


ロークは好きなようにをお金を使う資格があると
イヴ。進歩したなぁ。

サマーセットとの朝の対決が
体のシステム作動に効果的と思うイヴ。


サマーセットもイヴのために車のヒーター入れて
準備していたり。

サマーセットはおかし作りの名人だとも思っているイヴ。


サマーセットもロークに
イヴのことをあなたのためにふさわしいあなたのための女性ですと
言ってます。
2、3巻目あたりの辛辣なサマーセットが
こんなことを言うようになるとは。


ロークもサマーセットに
イヴもサマーセットのことを同じように考えている気がすると思うよと。



あとがきを読むと
海外のファンサイトには
サマーセットとイヴのやり取りだけを集めたコーナーもあるの?
なにそれ、素敵!


イヴ&ロークシリーズじゃなくて
in Death series と呼ばれているのね。
どういう意味なの???



Crossfireシリーズで
作者がイヴ&ロークシリーズが好きで
ロークがエースと呼ばれて・・・

というのを読んでいつエースさん!て呼ぶんだろうと思っていたのに
全然出てこなくて
訳ではときどき、イブが大物さんとか言っているので
日本語訳では出てこないのかなと思っていたら
やっと出てきました。

凄腕さん(エース)と。

ただ単に訳が変わっただけなのかしら??


番外編 ニューヨーク十二番地の呪い


番外編。3編入っています。

はるかなるオリンパスの英雄 2001年発表


報復は真夜中の秘めごと 1994年発表
ニューヨーク十二番地の呪い 2006年発表



時間もかなり初期の時系列の、
ピーボディがマクナブ嫌がっていたり、
ロークに仕事手伝わせるのをためらっていた頃も含まれています。


・はるかなるオリンパスの英雄

かなり初期。

2059年が舞台と書かれていた。たまに年号が出てくると
結構近未来に感じますね。


地球外にあるロークのオリンパスリゾートが舞台
イヴが警察向けにセミナーなんてするようになってたなんて。
結局事件のバタバタでセミナーしてないっぽい?


オリンパスのダルシア(女性警察署長)も
いいキャラなので今後また登場するかもしれませんね。

ローク父に執着が強く、病気で判断がおかしくなってたとは言え、
失礼だったスキナー(元刑事で伝説と言われている)に対しても敬意を払い、
イヴは本当は根っこがとても優しいな〜と
思いました。

そういうイヴの心根がとっても好き。


・報復は真夜中の秘めごと

ちらっと前に本文注釈で出てきたマイラが犯人に捕まった事件。
ここに収録。



・ニューヨーク十二番地の呪い

ピーボディとマグナブ恋人になった後。


イヴがロークに対して
スクリーンに顔が映るとついちらっとこう考えてしまう。
「わたしのもの」と。

ってところがツボ。

そんなこと思ったりしているのが意外でした。


21巻めで私がはじめて知った銘柄カベルネ(ワイン)
ここでも出てきた!


今回は憑依や幽霊が出てきたりといつもと違う事件でした。
見えちゃうイヴさんはそういう能力があると前に霊媒師の事件か何かで
言われてましたよね。



あとがきでは
作者は新刊5冊と中編短編一つずつを1年で書き上げ、
必ず夕食を作り夫と食事するというスーパーウーマンと書かれていた。
もうすごすぎるよ。ノーラロバーツ!



今までの感想は、

J.D.ロブ「イヴ&ローク」がおもしろい!1〜8巻感想
http://lemon-grey.blog.so-net.ne.jp/2016-07-31


J.D.ロブ「イヴ&ローク」9〜11巻感想
http://lemon-grey.blog.so-net.ne.jp/2016-10-11


J.D.ロブ「イヴ&ローク」12〜14巻感想
http://lemon-grey.blog.so-net.ne.jp/2016-11-28


J.D.ロブ「イヴ&ローク」15〜19巻感想

http://lemon-grey.blog.so-net.ne.jp/2017-01-11

読んでいただきありがとうございました★



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