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傑作映画! イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密 [海外ドラマ 映画 音楽]

hulu 2/2までの配信ギリギリでみました。


イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密


英国政府が50年以上隠し続けた驚愕と感動の実話。
ベネディクト・カンバーバッチ=アラン・チューリングが、
世界最強の暗号エニグマに挑む! 第二次世界大戦時、
ドイツ軍が誇った世界最強の暗号〈エニグマ〉。

世界の運命は、解読不可能と言われた暗号に挑んだ、
一人の天才数学者アラン・チューリングに託された。
英国政府が50年以上隠し続けた、一人の天才の真実の物語。
時代に翻弄された男の秘密と数奇な人生とは――?!



ベネディクト・カンバーバッチ
キーラ・ナイトレイ

と好きな俳優さん。

そしてダウントンアビーにでてる方がお二人も。


いい映画を久しぶりにみた。
かなりクオリティが高い。


簡単に感想を書けるような作品ではない。
傑作とはこういう映画だと思う。


こういう実話ものはだるいのが多いと思うけど、
テンポ良く話が進み眠くなくならなくて、
最後はなんとも言えない気持ちに。


とにかく素晴らしい映画です。



いつもながらよくわからない感想ですが、
ネタバレあるので気になる方はここでおやめ下さいね。





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悲しいとかず〜んと重いっていうのではなく、なんていうのかなぁ。


わかりやすいヒーローだけじゃないんだな。

結果が出るか保証はないけど、それ以外に勝ち目はないから
暗号を解こうとする。


はじめは個人主義でなかなか理解されず浮いていたのに、
だんだんわかりあって協力できるチームになっていくのもいい。


結果がすぐでなくて研究を打ち切られそうになった時に
信じてくれる仲間がかばってくれたことがうれしかった。


この時代の中、女性起用をする偏見のなさも
主人公いいなと思う。


秘密を抱え人々のために仕事をしている姿にも心を打たれます。


普通じゃないから成し遂げられる。
でも普通じゃないから理解してもらえない。
そして後世の人々に知られないままの人もまだいるんだろうな。


私歴史よくわかってないのだけど、
この暗号を解く装置を発明しなければ、
ドイツのナチスが戦争に勝ってたのかな?


こういう人がいたからこそ、今自分が生きている時代がある。
イギリスの話だけど、関係ないことはない。
一つの出来事が違ったら今の日本もこうじゃないかもしれない。



同性愛者にも理解あるキーラナイトレイが演じている人と結婚して
欲しかったなぁ。
家に帰すため好きではないと嘘を言って誤解されてしまって
その誤解は解けたんだろうか?


最後に自殺は悲しすぎるよ。


宗教上同性愛はあの時代酷い扱いだと
初めて知りました。
いじめとか同性愛についての偏見も
今もまだあると思うけど
人を思いやる気持ちが基本にあれば起こることではないのになぁ
なんで無くならないんだろう?


いじめってまず助ける人が多ければ起こらない。
結局ここなのかな?


いじめられても毅然としてたらいじめられにくいと思うし、
いじめでつらかったら学校など行かない選択が賢いと思う。


ほかにもスパイの人はその後どうなったのかとか
気になることがありました。
どこまでが実話なんだろうか?



この時代の建物、街の色合い、部屋の中が素敵で
すぐに物語に引き込まれる。


ひとつ一つの小道具もこだわりを感じられます。
丁寧に大切に作られた映画なんだと思う。


スチュアート・ミンギス少将 (マーク・ストロング)
が、雰囲気があって素敵なんですよ〜。


この人やもう一つ上の役職の人の見る目があったからこそ、
この装置は完成したんだなと思う。


アニメの「ジョーカーゲーム」はこの時代よりは
後だったっけ?などと思いながら見てました。


エニグマという言葉初めてじゃない気がして、
ちょっとだけ調べたらやっぱりエニグマの話
アニメでもチラッと出てきてたみたい。


アニメ「ジョーカーゲーム」見てない方は
この映画好きだったらオススメですよ〜



時代に翻弄される主人公たちに
なんとも言えないやりきれない複雑な気持ちになる感が
似てる・・・



オススメ度:★★★★★


読んでいただきありがとうございました★



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